Q |
(1) 40歳の主婦です。顔のほおに細かな血管が浮き出して、見るからに赤ら顔です。肌質とあきらめていましたが、治せますか。
(2)ステロイドを顔に塗っていたため、血管が浮き出してしまいました。かゆみはステロイドを塗らないととまりません。
(3)胸にケロイドがあります。今までステロイドのシールや注射をしましたが効果ありません。かえって血管が拡張してしまいました。良い治療法はありますか。
(4)足の裏のイボです。液体窒素で週一度治療していますが、治りきりません。ほかに治療法はありますか。 |
A |
赤ら顔は毛細血管拡張症という病気であり、治療の対象となります。特に顔の皮膚が薄い女性によく見られます。チリチリとした細かい血管が拡張して浮き出ています。ほおや鼻の頭や周りに好発します。
質問のように肌質ということで、どうせ治らないとあきらめている人や以前に皮膚科を受診しても治療法はないと言われた場合もあると思います。実際、内服薬や外用剤では治療はできませんが、赤い色素に反応する色素レーザー(シミのレーザーとは別)を用いた最新の方法で、簡単に治療することができます。
ステロイド外用後の血管拡張(ステロイド皮膚症)や赤く盛り上がったケロイドも治療できる画期的な方法です。照射時間は、30秒〜1分程度です。輪ゴムではじかれるぐらいの感覚です。2〜3週間の間隔をおいて平均4〜5回くらいの治療で、きれいに薄くできます。
足の裏や指の周りにできたイボは治りにくいものです。足の裏の場合、液体窒素で治療した際、痛みが数日残り、歩行しづらいこともあります。この場合にも、レーザー照射でイボは治すことができます。 |
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