Q |
(1) 30歳の女性です。顔のホクロを取りたいんですが、レーザーを使うと簡単と聞きましたが、どうなのですか。
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A |
顔のホクロをとる人は大勢います。取った後はできるだけ目立たなくしたいものですが、メスで切って縫合する古典的な方法ですと縫い目が残る、時間がかかる、出血があるという欠点があります。
一方、レーザーを用いる場合、ホクロの形によって方法が異なります。 ドーム状に隆起しているものは、レーザーメスを用いて除去します。除去後の皮膚は丸くへこみますが、1週間くらいでふさがります。その後は多少赤みが残る場合もあります。手術時間は1個1〜3分ほどです。平らなホクロはもっと簡単で、ホクロの黒い色素を分解するレーザーを照射します。これを月1〜2回の割合で行います。色が薄いホクロは1回で、平均3〜4回の照射で後も残さず、きれいに消失します。 |
Q |
(2) 42歳女性です。首に茶色の小さいイボがたくさんありますが、取れますか。 |
A |
茶色のイボは中年以降の女性に多く見られるもので、ウィルス性のイボとは別のものです。これもレーザーで簡単にキレイに取ることができます。1〜10秒ほどですので多くても問題ありません。
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Q |
(3) 赤アザ・青アザ・茶アザはレーザーで消えますか。 |
A |
赤アザは四管腫、青アザは太田母斑や蒙古斑、茶アザは扁平母斑です。いずれも、生まれつきや思春期に発症します。レーザー照射は3〜10回とやや多いですが、最も効果的な治療法です。赤アザや青アザは、ほぼすべての例で、扁平母斑は約半数の割りで消失します。以前は有効な治療法の無い疾患でしたので、レーザーは画期的な治療法です。
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