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Standard
      社会が求める、安全基準へ。スカートナット。

21世紀に向けて社会が大きなテーマと考えているのは、安全とリサイクル。それは、科学技術の急激な進歩や、省資源・省エネルギー等から、当然の要請となってきます。そこで、私たちは、安全とリサイクルのために大いに役立ち、スタンダード(標準)に成りうる、究極の「ゆるみ」止めナットを開発いたしました。それが、スカートナットなのです。

 
 
 
 
Simple
      ポイントは、スカート加工にあった。

ばね、接着剤など抵抗材を用いず、座面側ネジの一部をカット。これがスカート加工です。このシンプルで新しい発想が「ゆるみ」問題をみごとに解決しました。

●三次元光弾性写真による座面圧力の分布比較

フランジ付ナットの座面圧力は、ネジ部直下に集中し、座面外周側まで働いていない。軸非対称分布を示している。

スカートナットの座面圧力は、座面外周側まできちんと分布し、働いている。軸対称分布を示している。

 
 
 
 
      この小さな発想で、守れるものは大きい。

●5つの「ゆるみ」防止が、多くの危険を防止する。
(1)軸直角振動外力から発生する「ゆるみ」防止。
 スカート加工部が、座面圧力分布を座面の外周側に移行させると同時に、円周方向の分布を均一にすることによって、軸直角振動外力から発生する「ゆるみ」を防止します。

(2)軸方向振動外力や急速繰り返し停止から発生する「ゆるみ」防止。
 ナットの座面圧力が、座面外周側にまで分布しているので、座面摩擦抵抗モーメントが増大し、軸方向振動外力や、急速繰り返し停止から発生する「ゆるみ」も防止します。

(3)軸径が小さく、軸直角外力でボルトが傾くことにより発生する「ゆるみ」防止。
 座面側ネジを一部カット(スカート加工という)しているので、ボルトの多少の傾きも吸収調整されるとともに、座面摩擦抵抗モーメントが増大し、「ゆるみ」を防止します。

(4)非回転による「ゆるみ」防止。
 ボルトを締め付ける際、ネジを取った部分(スカート加工部)は縮み、逆にボルトは伸びることで、締め代が増大するので、へたりなど非回転による「ゆるみ」防止効果も生まれます。

(5)何回、着脱使用をしても、持続する「ゆるみ」防止。
 ばね、接着剤など抵抗材を用いないので、何回着脱しても、「ゆるみ」防止効果は持続し、むしろその効果は高まることが確認されています。(データは後述の試験結果(2)による)

●余った時間とコストを、もっともっと安全のために。
(1)取付作業時の位置決めが簡単、作業性アップ。
 座面側ネジの一部がカットされているので、取付け作業が簡単。座金も必要なく作業性はアップします。

(2)コストダウンに大きく貢献。
 ナットの構造がシンプルで、そのうえ座金も必要ないので、コストダウンに大きく貢献します。

(3)リサイクルにも大きく貢献。
締結・分解が容易であり、ナット・ボルト・被締付け物ともに繰り返しの使用が可能なので、リサイクルにも大きく貢献します。


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